■前日に引き続き雨
この日の予定は丸一日、台北動物園で楽しむ予定でした。
が、またもや雨。
台湾の神様はどうしても僕にまた台湾に来てほしいようです。
なので、予定変更です。
でも、これが結果的に良かったのかなと思います。
■台湾の有名店 鼎泰豊(ディンタイフォン)
最初に向かったのは「鼎泰豊(ディンタイフォン)」というお店です。
このお店は台湾では超有名店です。
というより、世界的にも有名店なのです。
1993年、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれた。
引用元:wikipedia
世界的に超有名なこのお店のことはもちろん全然知りませんでした。
そもそも僕は台湾は小籠包が有名というのもぼんやり知ってた程度の男です。
そんな有名なお店の料理を食べてみたい!!
と思うのも仕方のないことです。
何より、2日連続で小籠包を食べたいと思いながらも結局食べずじまいだったため、その思いは強くなるばかり。
雨が降ったのはチャンスと思い、店の前まで行くとそこにはなんと
人!人!人!!
お店の前だけ九份と一緒じゃないですか!
お昼は混むということで少し早めに来ましたが、どうやら間に合わなかったようです。
何時間待ちか覚悟で店員さんに声をかけると、しっかり日本語対応。
助かります。
とりあえず、伝票と番号札を渡され待つことに。
さぁ、とにかく相席でもなんでもいいから早く食べさせてほしい。
そんな思いが通じたのか、待つこと2、3分。
人ごみの中で店員さんが声をかけてくれました。
相席ならすぐ座れるとのこと。
な、な、な、
なんてラッキー!
店員さんが間違えたのか、台湾ではこれが普通なのか分かりませんが、すぐにお店の中へ入ることができました。
店内は結構きれいで、しっかりくつろげます。
小籠包をいくつかと水餃子、焼餃子、チャーハンをチョイス。
とにかくどれもおいしいです!
小籠包ってこんなにおいしいものだったんですね。
店員さんも当たり前のように中国語、韓国語、日本語と一人で何か国語か話してくれます。
こちらの店員さんは本当にスペックが高いです。
笑顔も素敵で、一生懸命な人ばかりです。
台湾に行ったらここに寄ることを全力でオススメします。
(日本にも店舗がいくつかあります)
■台湾のお茶文化といえば茶芸館
僕がおじゃましたのは「 紫藤廬(ツートンルー)」というお店です。
台湾の文化をお茶を通じて学ぶことができます。
まず、台湾のお茶を味わうにはピッタリなところです。そこにある雰囲気など、すこし背筋が伸びて気持ちがシャンとします。
お茶の入れ方はスタッフの方が1杯目に淹れ方の見本を見せてくれ、2杯目以降は自分で淹れます。形だけなら、そんなに難しいものではないので、ぜひチャレンジしてみてください。ちなみに器が2種類ありますが、深い方が香りを楽しむようで、香りを楽しんだあとは、浅い方の器に入れ替えて味を楽しむことになります。
また、入れ替えた後に深い方の器を香ると、より香りを楽しむことができます。
同じお茶なのにいろんな香りの楽しみ方、お茶の楽しみ方を体験できるので、台湾に行ったら、ぜひお茶を体験してほしいなと思います。
とまぁ、それっぽいことを言っても、お茶を味わうこととそのたたずまいに関心するばかりで大したことは分かりません。笑
とにかくお茶を淹れるスタッフのかたの雰囲気がすごく素敵だったので、女性はこの姿を見たらイチコロなんじゃないかと思いました。ほんとに。
■國立故宮博物院で台湾の歴史にふれる
小龍包、お茶と台湾のグルメを楽しんだあとは「國立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)」に行きました。
国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)は、中華民国の台北市にある博物館である。この博物館は、中華民国の国立博物館のうちの1つであり、最大のもので、696,000個以上の古代の中国の人工品および美術品を所蔵している。ほとんどの収集物は中国の古代の皇帝によって集められた高品質なものである。
引用元:wikipedia
國立故宮博物院は結構広くて展示物もすごく多いです。中国語が全く分からない上に台湾の歴史や文化もよく分かっていないので、分かった風な顔をして回ります。それでも、一つ一つに歴史を感じることができ、丁寧に見て回るとかなり時間が経っていることに気づきます。閉館するまでにひとまず全てを見たかったので、残りの10分くらいはかなり走りました。その甲斐あって、無事にすべての展示物を見ることができました。もちろん、最後の方は本当に「見た」だけですが・・・
なんにせよ、歴史や文化がかなり勉強不足の僕でも歴史を感じる事があり、とても楽しむことができました。美術品や台湾の歴史にご興味があるかたは楽しめる事間違いなしでしょう。
國立故宮博物院から次の目的地は一番近くの夜市に向かいます。
今回も距離は近いし、バスも遅そうだったので、タクシーを拾います。
距離的には10分程度でしょうか。
夜市までいくらか聞いたら、すごく考えて「ツーサウザン」とこの運転手さんはおっしゃいました。
つまり2,000元。
なかなかの提案に「えっ?」と聞き直しました。
もう一度、「ツーサウザン」とのこと。
あまりの金額に「あんっ?」と聞き直します。
「おーおー、ツーハンドレッド!はっはっはっ!」と、とてもプライスダウンしてくれたので、気持ちよく乗ることにしました。
(これでも、結構高いんだろうなとか思いながら。)
あとで調べたら普通にメーターついてるんですね。台湾のタクシーは。
変なこと聞かなきゃよかったと思いながら、また一つ勉強になりました。
日本人は海外に行ったらぼったくられやすいというのは本当ですね。
交渉が面倒でそれでもいいやと思ってしまう人が多いのでしょう。
嫌なときは、しっかり現地の相場を調べて旅行を楽しむことが心がけようと思います。
■3日目の夜は士林夜市を楽しむ
3日目の夜は初日とは違う夜市、「士林夜市(シーリンイエスー)」を楽しみました。
ここの夜市は台湾最大の夜市で、日本人観光客が必ず訪れる場所だそうです。特徴は広さと2階構造になっていることでしょうか。1階が雑貨やファッション、台湾ならではの屋台が並びます。そして1階がグルメのエリアになります。屋台とフードコートが合わさったような雰囲気です。
ここも人がとても多いですが、スムーズに流れるので、窮屈さはあまり感じませんでした。お店の方も日本語が結構通じたりするので、日本人で海外旅行初心者にはオススメスポットの一つになるのもうなずけます。
なにより、自分が楽しむことができました。
で、ここで僕が挑戦したのがカニです。そもそも、これはどうやって食うんじゃい。まるっと一匹揚げてます。日本ではタラバガニの足を売っている屋台を見たことがありますが、まるごとを食べることはないんじゃないかと思い、挑戦しました。
結果は・・・
うまかった!
そうなんです。気づいたら無言でカニにがっついていました。
ひたすら黙って食う。
カニは万国共通なんでしょうか。おいしかったです。
士林夜市は広いですし、もちろん種類も豊富です。
ファッション・雑貨エリアでは普通に値切ることができるみたいなので、そういう交渉をしようと思えば、できるのでしょう。
このとき強気でいくのがいいみたいですね。
僕はそういった交渉が苦手なので、海外でそんな練習をするのもいいかもしれません。旅の恥はかき捨てといいますので。
他にもいろいろ楽しみましたが、今回はこれくらいにしておきます。