■やっぱり計画が必要
今日は昨日の反省を生かそうと思います。
がっつりと寝てしまった初日の分も取り返します。
ということで、午前中は残りの3日間をどう過ごすのか計画することにしました。
そんなことは日本でやっとけよという声が聞こえそうですが、その理由は、この無計画こそが楽しみの一つだったからです。
ただ、あまりにも現地の人とコミュニケーションが取れないので、予定変更。
といっても、もともとない予定ですが。
現地の人と話して、地元の人がおススメの場所に行こうとしていたのも理由は
「台湾は親日だから、みんなそこそこ日本語が話せるよ」
そんな言葉を聞いちゃったからでした。
台湾で日本語が通じるのは空・ホテル・(日本人に人気の)レストランとギリギリ夜市くらいです。
とはいっても、これだけの場所で通じたら十分。
シェイシェイと言えば何とかなるもんです。
ただ、シェイシェイしか言えないので、現地の人とのコミュニケーションをあきらめた僕は予定を立てるしかありませんでした。
参考にしたのはGoogle先生と日本でワクワクしながら買った旅行本。
ということで、2日目は今回メインイベントと考えていた「九份」へ行く事にしました。
九份は台北からバスで約1時間半。
バスはGoogleマップのルート検索を使って調べました。
台湾でバスを乗るときはこれはかなり便利なのでオススメです。
台湾のバスはそれぞれ各線によって番号が振り分けられています。
Googleマップのルート検索をしてバス・電車で検索すると、バスの番号が分かります。
行きたい場所のバス番号が分かれば、バス停でその番号が付いたバスが来るのを待つだけです。
(何分ごとにバスが来るのかもGoogleマップで分かります。)
その番号が表示されたバスを見つけてバス停に近づいて来れば手を上げればOKです。
台湾のバスはしっかり手を上げないと停車してくれないので、乗りたいバスが近づいてきたらすぐに手を上げましょう。
料金の支払いについては多分ですが、台北市内なら降りるときにお金を払えばいいのかなと。
僕の場合はほとんど降りるときに払いました。
ただし、九份へ行った時だけはバスの運転手に先に払えと言われました。
先に料金を払うと、行先が書かれたカードみたいなものを渡されたので、降りるときにそれを渡せばいいようです。
ちなみに乗った時に支払うお金が分からなくて、会話に手間取っていると本当は190元(一人95元)なんですが、150元でいいから早く乗れと言われて、少しお得に乗れました。笑
そんなこんなでのんびりバスに揺られて、ようやく九份に到着。
■九份でウワサのあの景色を見るんだ
九份はとにかく
人!人!人!!
すごいです。
あとでネットで見たら土日は避けろって書いてました~。
納得の人の多さでした。
ピークは満員電車の中にいながら移動する感じなので、逆にそんな体験できてよかったです。
でも、九份に行く方は平日に行くことを強くオススメします。笑
で、肝心の九份ですが、なんと
霧!霧!霧!!
外は何がなんだか全くわかりません。
千と千尋の神隠しのモデルとなった場所はどこかと探そうとする気も全く失せるほどの霧でした。
(ちなみにスタジオジブリは九份がモデルということを否定されています)
なので、ほぼその場所が目当てで台湾に来てみたものの、全く見ることがありませんでした。(オーマイガ!)
それでも九份は楽しい!
とにかく人が多かったですが、やっぱりグルメですよね。
一番最初に食べたのは九份でどうやら有名らしい「紅糟素肉圓」というプルプルしたおまんじゅう(?)
ひとつ45元です。
だいたい180円くらいですね。
味は、ん~、僕はキライじゃないです。
外側の透明部分がプルプルもちもちしていて、おいしいと思いました。
ただ食べなくても後悔しないレベルかなと。笑
パクチーがダメな人は抜いてもらうようにお願いしましょう。
次に食べたのがイノシシフランクフルトです。
味はシーチキンかな~?
初めて食べましたが、こっちのがおいしいです。
どちらも九份にはお店がたくさんあるので、少しくらい見逃しても、全然大丈夫。
すぐに見つかります。
九份で最後に食べたのが商店街の最後にあるカラアゲとタピオカジュースです。
九份ではこれが一番おいしかったです。
カラアゲは小さいサイズを買いましたが、結構量もあって大満足でした。
僕はタピオカジュースは日本であまり飲んだことがなかったんでチャレンジしました。
海外のスイーツはとにかく甘ったるいというイメージだったんですが、飲み心地がよくて、タピオカのもちもちした食感がすごくおいしかったです。
日本でも見かけたら飲んでみよう。
九份では有名なスイーツを食べなかったのが、少し心残りではありますが、九份観光は終わりです。
九份から帰ろうとバス停を目指します。
次の行先はこちらも楽しみにしていた「台北101」。
が、しかし。
台北行のバスの行列がすごかったです。
写真で分かりますかね?
列がずっと続いていて最後尾が見えません。
すぐにバスで待つのをあきらめた僕はタクシーを探しました。
九份から台北まで相場はネットで調べて、1,000元(約4,000円)で行けることを知っていました。
タクシーで40~60分くらいでしょうか。
日本でなら全然安いので、即決です。
が、これがまた、台数の割になかなか見つかりません。
「空車」となっているタクシーはあるんですが、なぜか断られます。
それでも、何台か声をかけ続けたらオッケーとなりました。
いくらか聞いたら
なんと1,800元!
日本人ということで、ふっかけられてるのでしょうか。
高いと言ったら1,400元でどうだと言われました。
1,000元でいけることを知っています。
それより、早く次の目的地に行きたかったので、1,200元なら乗ると言ったらまさかのお断り。
払ってもいいけど、イラっとしたので、タクシーを降りました。
違うタクシーを探そうとしたら、ちょっと待ってと運転手さんに声をかけられました。
今度は日本語を話せるタクシー会社の人と電話をします。
1,200元で相乗りならどうだと言われました。
ここで、それなら1,000元じゃないと乗らない!ということもできましたが、面倒だったので、1,200元で乗せてもらうことを選択しました。
台北まで相乗りする人を探すときに堂々と1,000元と声をかけまくる運転手さん。
「このやろう・・・」
と思いましたが、逆に面白いなぁと思いながら相乗りする人たちを待ちます。
15分くらいでしょうか。
ようやく台北101へ向かうことができました~。
■台北101からの最高の景色
とにかくキレイで広くて高い!
1階2階は高級ブランドショップが並びます。
ブランド大好きな人はとても楽しい気持ちになれる場所ですね。
高級なものを買うつもりは全然ありませんでしたが、ブラブラとこのエリアを散策。
あまり縁のないものでしたが、こういうところに来るだけでちょっと気が引き締まります。(場違い感がハンパない笑)
少し見て回ったら、展望台へ。
展望台へのエレベーターは到着するまでもちょっとオシャレで楽しませてくれます。
天井にプラネタリウムのような仕掛けがしてあって、見ている内にすぐに到着。
めちゃくちゃ早いです。
写真を撮りたい人はスマホやカメラをスタンバイしておきましょう。
展望台から下をのぞきました。
以前に大阪の「あべのハルカス」から下を見たときに怖いと感じましたが、台北101は高すぎてよく分からなかったので、怖くありませんでした。
で、そこから階段で少し登ったら外に出れるということで、ワクワクしながら出ていくと・・・
なんと今度は
雨!
が降り出しました。
しかし、これで納得しました。
何をかというと僕が雨男だということ。
ではありません。
もう一度台湾へ来るチャンスをきっかけを理由をこの土地の神様が作ってくれているんだということを!!
そんな台湾の神様からの愛を感じながら2日目を終わります。