■おばあちゃんが亡くなりました
先日、母方の祖母が亡くなり、今回は父方の祖母が亡くなりました。
どちらもシトシトと雨が降っていました。
亡くなったときに雨が降るのは天が泣いているからだと聞きました。
どちらの祖母もとても優しく、誰からも好かれるような人でした。
きっと天も悲しんで一緒に泣いてくれたんだなと思います。
父方の祖母はとても信心深い人でした。
僕が小さなときに少しケガをしたり、病気になったりすると、一生懸命念仏を唱えて
「もう治るから。神さんにお願いしたからな」
と僕の頭を撫でてくれました。
どんな時でも優しくて何事にも感謝を忘れない人でした。
僕はそんなおばあちゃんが大好きでした。
そんなおばあちゃんにも、母方のおばあちゃん同様に全く会っていませんでした。
伝えたい事がたくさんあったのに。
感謝したい事がたくさんあったのに。
チャンスはいつでもあったのに。
おばあちゃんがくれた最後の贈り物
以前もお伝えしたように、誰かが亡くなるときは最高のタイミングで亡くなるそうです。
大切な人たちに最後のプレゼントを贈るために。
僕がもらった贈り物は何だったんでしょうか?
それは今が在ることへの感謝です。
自分が存在するためには両親は当然ですが、その両親、さらにその両親と誰が1人欠けても自分というのは存在し得なかったという事です。
今まではその奇跡を心から理解はできてなかったなぁと感じる事ができました。
■結局最後は感謝なんだよなぁ
そんな風に自分のルーツを深く考えることもありませんでしたが、それなりの歳になり僕もようやくそんなことを考えれるようになりました。
母方の祖母からは自分を貫くこと、父方の祖母からは感謝する気持ち、そして両親からは人を喜ばせること、そんな価値観をもらったんじゃないかなと思います。
まだまだ両親に対して恩返しをしていきたい。
もっと周りを大切にしていきたい。
そんなことに気づくことができました。
今更ながらですが、改めて自分という人間は用いられている。
支えられている。
生かされているなぁ。
と感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもますます感謝をしていきたい。
それを返していきたい。
そう思うことができました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
起こった全てのことに感謝します。ありがとうございます。