■しあわせの定義
心理学にもよりますが、人は5つの基本的欲求があるとされています。
1.生存の欲求
2.愛・所属の欲求
3.力の欲求
4.自由の欲求
5.楽しみの欲求
しあわせとはこの欲求それぞれにおいてどうなりたいかを決め、実現していく事です。
思っていることと行動が一致している事です。
■しあわせの形は人それぞれ
僕は小学生の時ゲームが好きでした。
その時間がとてもしあわせだと思っていました。
でも、ゲームばかりしていると勉強の時間がなくなります。
すると、もちろんテストの点数は悪くなってしまいます。
僕は勉強でもある程度いい成績をとっていたかったのです。
それに成績が下がってしまうと、母親にゲームの時間を制限されてしまい、大好きなゲームができなくなってしまいます。
一見、しあわせだと思うことでも、結果的にはしあわせではなかったということはよくあることです。
お酒やタバコ、ギャンブルなんかは分かりやすい例かもしれません。
それよりも何か夢中になれるものを見つけて、それに向かって行動している方がはるかにしあわせです。
例えば、サッカーに夢中になった場合。
サッカーでうまくなればなるほど、チームに貢献できます。
推薦で行きたい学校にいけない場合は勉強で行けるように勉強もがんばれます。
すると、夢に向かってがんばる子供を親は応援してくれることになるかもしれません。
このような状態をしあわせといいます。
■夢中になれるもの
趣味だけではありません。特に仕事において夢中になれるものが見つかることが必要です。
どういうことかというと、人は生きているうちのほとんどが働いている時間に使われているからです。
今の会社の多くは8時間勤務が多いですね。
休憩を入れて9時間は職場にいることになります。
人に与えられている1日24時間という長さは平等です。
その中で睡眠時間は7時間、職場までの移動時間は往復1時間とします。
1日で起きている時間のうち半分以上は仕事をしていることになります。
それも残業などを完全に除いてです。
仕事を楽しめない人が人生を楽しめるのはかなり難しいと言えます。
もちろん時間の問題だけではありません。
仕事は5つの基本的欲求の多くを満たしてくれることができるのです。
それに気づいていない人が多いのです。
それに気づけば、仕事が好きになり、夢中になり、幸せをつかむことができます。
■人間関係が豊かなこと
しあわせになることで忘れがちな大切なことを改めてお伝えします。
それは人間関係です。
お金があるから幸せなんでしょうか?
そうとは限りませんね。
ハーバード大学では幸せについて長年研究されています。
ここでは豊かな人間関係がしあわせにつながると研究結果が出ています。
人間関係は家族間はもちろん、プライベートなことなら友人との関係も豊かでないとしあわせを感じることはありません。
そして、仕事です。上司や部下、同僚や取引先、お客様との人間関係は仕事の成果ややりがいについて多くの影響を与えます。
仕事を充実させるためには切っても切り離せないのが人間関係です。
しあわせになるためには、仕事を充実させ、周りの人との人間関係を大切にすることが大切です。
自分のしあわせが周りの人のしあわせです。
どうか、多くの人がしあわせになれますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
起こった全てのことに感謝します。ありがとうございます。